それでは実際お店のドアを潜ったとして。セクシーパブに於いてのマナー、女の子に取って嬉しい=また来て欲しいお客さん、と言うのはどういうお客さんであるか。より良いサービスを受けるためのコツ、具体的に例証してみましょう。(以下のことは、飽くまで雛子の主観であり、女の子同士の裏話を元に推定しています。どこに行っても正しい意見であるとは限りません、参考程度にお読み下さい。) 1、お金に対してケチな事を言わない。 ぶっちゃけていいます。少なくともキャッチのお兄ちゃんの「込み込みで◯◯円ポッキリっすよ〜」を鵜呑みにしないこと。できればその金額の約3〜4倍使う覚悟で入店する事をお勧め致します。心と財布に少しばかりの余裕を。これ、キャバクラ遊びの鉄則です。 そのお店のショーチップの規定は「3000円でディープキスまで、2000円でタッチまで、」ということになってました。が。そこで、「じゃ2000円で」と言ってしまうお客さまはおしなべて女の子には嫌われております。なぜなら、その2000円のお客さんについている間、他のお客さまにつくのと同じ時間の労働をしながら1000円も収入が違うから。チップの全額が自分のモノになるわけでもないのでなおさら、その差は大きいです。たった1000円の違いですよ。ここまで来たんですからちゅーぐらいしましょうよ。ねえ。もちろん、そういうのは嫌いである、とか唾液で感染するビョーキとかを持っていらっしゃるお客様に関してはその限りではありませんけれどもね。 ショータイムキャンセルで、というお客さま、論外です。(一応、そういう事もできます。その場合、女の子は席を離れてショータイム後に戻ってきます。)尤も、付き合いで連れて来られただけという方にはお気の毒ですが。この場合女の子のその時間の収入は0だったりしますので、女の子に好感を持たれる確率も0に近いかと思われます。ていうかふざけんなって感じ。(同意見複数)そんな無駄遣いするくらいなら普通のキャバクラに行きましょう。いいですか。とりあえず脳みそから冷静な自分を吹っ飛ばすのが基本です。 支払いはカードで、という方。これも実はNGに近い。チップ制のお店も大抵は「カードでOK」となってはいますが、カードでチップをお店に支払われてしまうと女の子の当日収入にならないんです。その場合、毎月の締め日にまとめて支払われる事になるんですが、システムのコロコロ変わる管理体制のお店に在籍していると、収入を受け取る日の条件があったりなんだかんだでうやむやにされてしまったりするので女の子は気が気ではありません。ほとんどの女の子は当日収入を見込んで働いてます。お客さまにしても、同じ金額払っているのにシステムのせいで女の子に嫌われてしまうのは理不尽な話ですよね。 もうちょっと言うと、決められている金額にちょっとだけ上乗せしてあげたり、「あー、帰ろうと思ってたのになー」とかいいながら何度か延長したりするお客さんとか、大分印象に残るみたいです。何も、規定の何倍ものチップを払えとはいいません。一度そういう事をするといつも期待されてしまって逆効果になる事すらあります。あくまで、ついた女の子が気に入った、という気持ちだけを示してあげればOK。例えばおつりの数百円とかでいいので、「帰りにラーメンでも食べて」なんてさり気なく渡す感じは結構いいですね。 (ただし、上記の話は全て飽くまでも女の子の気持ち、好感度の問題です。内心どうあれ、それでサービスがお座なりになったりするようならプロ失格、非は女の子の方にあります。それとこれとは別の問題です。) ちなみに、これに著しく反した場合。(何時間も最低料金で居座った挙げ句、最初の約束と違う等と文句を付けて支払いを逃れようとする、など) ええと、そこまでせこくケチりたいのであれば命がけでどうぞ。
2、身の程をわきまえる 一番大事な事は、女の子はお金を貰った分のサービスとして親しげに笑いかけ、話題を振り、腰を振ってるのだと言う事を理解してくれている事。ふつうのキャバクラよりも即物的な場である分、より女の子との温度差を意識しておく事が大事です。それを踏まえた上での褒め言葉なんかは結構嬉しいものです。「あー、すげー勃っちゃってるー、これで帰れってのも酷いよねー」とかそれ位の事を軽く言ったりするのもありです。むしろカワイイとすら。 あ、だからといってあからさまに卑屈に、「こんな汚いおじさんとキスしなきゃいけないなんてごめんねえ」とかいっちゃうのはナシ。そんな事言われて、「そうなんですよー」とか言える女の子がどこに居ますか。「そんなー、全然そんな事ないよ、(ビールとニンニクの)フルーティな香りでステキっ」とか言うしかないではないですか。過剰なリップサービスの要求です。わきまえてください。 お店のサービス内容に含まれていない事、すなわちショータイム以外の時間にキスをするとか、Tバックの中に手を入れて生で触ったり指を入れたりとか、まあ女の子によってその辺のボーダーラインはまちまちですからちょっときいてみるくらいならいいけど、それで最初にダメと言われた事はその時点であきらめた方が無難。「えーちょっとだけならいいでしょ」と何度も押せば、もうちょっとエスカレートさせてもらえるかもしれません。ただし、それに比例してお客様の好感度はどんどん下がって行きます。「あっ、痛えんだよこのやろへたくそ、いきなり指つっこまれて感じるわけがねーだろ何勘違いしてんだバカ何時間もこんな事やってたらそりゃ汁くらい吹くっつーの」とか思いつつも口では軽く喘いでみたりとか「いやーん、そんなことしたらTバック濡れちゃうー、もうそれくらいにしてー」とか言ってます。 「気持ちイイから濡れちゃうんでしょ?もっと濡らしてあげたい〜」 ‥‥‥‥馬鹿ですか。 ハッキリ言います。トータル的に女の子が気持ちいいってことはほぼ100%ないと思って下さい。 「ねえ、(ちんちんを)入れちゃダメ?」 って言うの絶対禁止です。 「えーっ?、ダメだよ。バレたらクビになっちゃうー」「ごめんなさい、それは出来ない事になってるんですよー」 ちなみに、「だってもう我慢できないよー」とかいって無理矢理ずぼっ、とか入れてしまった場合。 お金を貰う側がサービスを提供して、払う側にそれを喜んでもらうというそれぞれの一方通行。片方がお金を払う立場であるということはそういう事です。でも、それを十分にわかった上で楽しんでくれているお客さまの態度があれば女の子の方だって楽しいし、やりがいだって感じます。いくら商品とはいえ女の子は人間。気持ち良く接客できるお客さまへのサービスは自然充実したものになるし、逆の場合もそうそうお客さまをないがしろにするわけにはいかないのですが、私がお客さまの立場なら少しでも女の子の本音と建て前は遠くない方が居心地がいいと思うのです。払う金額は同じなんだしさ。
2004.01.04. |
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